注文方法の仕方を教えて!

先物取引を行うときには、証券会社を通じて注文を出しますが、どのようにして注文を出せばいいのかを解説していきます。

指値

指値とは売買する値段を指定する方法です。要するに買いたい値段を入力して、 その価格で購入する売買方法です。

成行

成行とは売買の値段を指定しない方法です。いくらでもいいからとにかく買いたい (売りたい)時に利用する売買手段です。

逆指値

逆指値注文(ストップオーダーともいいます)とは、名前の通り、指値注文とは全くの逆の意味で、あなたが指定したレート以上になったら買ってください、あなたが指定したレート以下になったら売ってください、という注文方法です。

イフダン

あらかじめ買い注文と売り注文を同時に出し、1つ目の注文が成立したら、2つ目の注文を自動的に出してくれる方法です。この注文方法を「イフダン注文」と呼びます。(イフダン注文は、「イフ(If)⇒もし」、「ダン(done)⇒売買が成立したら」という意味です)。

オーシーオー

あらかじめ2つの注文を同時に出し、一方の注文が成立したら、もう一方の注文が自動的にキャンセルされる注文方法です。 この注文方法を「オー・シー・オー(OCO)注文」と呼びます。(OCOとは、One Cancels the Otherの略です)。

不成

不成注文とは、前引けまたは大引けまでは、『指値注文』が行われ、その間に約定成立とならなかった場合、自動的に成行注文に変更となる注文方法を言います。

引け指値

引けとは、前場(9:00~11:00)と後場(12:30~15:00)における終わりの時間のことで、この引け指値とは、最後の終わりの時間の取引価格が指定した金額となった場合、売買を執行する注文方法です。

 

基本的に、売買注文には「指値(さしね)」と「成行(なりゆき)」という2つの注文方法を使います。その他にも色々多彩な注文方法がありますが、指値と成行の応用注文なので指値と成行注文だけは完璧に覚えてみてくださいね。

 

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